茶っぱ図鑑

Tea Guide

品種が違えば、個性も異なる茶葉。茶っぱ図鑑では、はまだで取り扱っている様々な茶葉を品種ごとに⽐較しました。味わいの違いと特徴から、お好みの茶葉をお探しいただけます。

  • T-01
  • T-02
  • T-03
  • T-04
  • T-05
  • T-06

T-01

やぶきた Yabukita

Feature

甘みのある濃厚な味と、ふわっと香る優雅な香りが特徴。水色(お茶の色)はやわらかく澄んだ黄緑色。

Biography

明治末から大正にかけて静岡で発見された品種。竹藪を切り開いた茶園の北側から発見されたため「やぶきた」と名付けられた。現在生産量の80%ほどを占める、最も普及している品種。

T-02

さえみどり Saemidori

Feature

鮮やかな緑色の水色が特徴。強くはないが上品な香り。くせの少ないすっきりとした味わいで、渋みが少なく、旨みがある。

Biography

「やぶきた」と「あさつゆ」の掛け合わせで生まれた品種。1990年に品種登録され、鹿児島や宮崎などの南九州を中心に普及。

T-03

ゆたかみどり Yutakamidori

Feature

苦み・渋みが強い茶葉だが、火を強く入れる「深蒸し製法」で甘みの強い濃厚な味に。水色も濃く、きりっと爽やかな香り。

Biography

生産量は「やぶきた」に次いで2位。寒さに弱いため温かい土地での栽培に向いている品種で、主な生産地は鹿児島。茶摘みの時期はやぶきたより5日早い。1966年に品種登録。

T-04

あさつゆ Asatsuyu

Feature

特徴のある香り。味は、旨み・甘みが強く、渋みが少ない。水色はとろみのある深緑色。

Biography

天然玉露と呼ばれるほど高品質の品種で、主に鹿児島で栽培されている。1953年に品種登録。

T-05

あさのか Asanoka

Feature

特徴のあるすっきりとした香り。アミノ酸含有量が多く、味はまろやかで旨みがある。水色は、やや緑を含んだやわらかな淡黄色。

Biography

「やぶきた」と中国茶の掛け合わせにより生まれた新しい品種。鹿児島生まれ、鹿児島育ち。1996年に品種登録。

T-06

おくみどり Okumidori

Feature

清々しい山の香り。個性的ではないが、欠点やくせがすくない。澄んだ黄金色の水色。

Biography

玉露や碾茶としても栽培される品種。主な生産地は鹿児島や京都で、茶摘みの時期は「やぶきた」より8日遅い。1974年に品種登録。

茶葉の数だけ、
さまざまな楽しみ⽅があります。

茶葉の特性を熟知した茶師が、
これら単⼀品種をブレンドし豊かな味と⾹りのお茶に仕⽴てます。